樹脂プレートを重ねただけのRaspberry_Piケースが格好良い

当サイトでは、Linux上でMariaDBなどのDBMSを操作させるためのハードウェアにRaspberry_Piを使って楽しんでいます。

ちょっとした動作をさせるだけならケースすら要らなそうなRaspberry Piですが面白そうなものを見つけてしまいました。

樹脂板を重ねただけのケース

ネット上でRaspberry_Pi用のケースを選んでいると透明だったり、CPUクーラーが付いていたり、或いはアルミ製だったりと様々な製品があります。

中でも個性的で目を引くものに黒と透明のプラスチック板を重ねただけのケースというよりハーフカバーとでも言えそうな物があり面白そうなので使ってみることにしました。

おもしろケースの構成部品

今回購入したのはRaspberry Pi3 ModelB用として販売されて要るものです。

購入したケースの中身を開けると上下が透明、その下と上に黒、真ん中に白の樹脂プレートが入っています。

小さな袋に入っているのは、重ねたプレートを固定する細いネジと小さな長ナット、それからヒートシンクが二つと銅製と思われる放熱プレートが入っていました。

ほかに説明書の類は見あたりません。

箱に入っていた順に重ねる

裏に銅板を貼り付ける

最初に一枚だけは入っていた銅の板を基盤の裏のチップに張り付けました。

Raspberry_Piの下に2枚のプレート

説明書が入っていないと言うことは、箱に入っていた順番そのままで重ねてみれば大丈夫かと考え、その通り一番下透明のプレートその次に黒のプレートを重ねRaspberry_Piを載せてみると丁度良い感じです。

基盤に接する上部に白い枠を入れる

次にRaspberry_Piの基盤のすぐ上に一枚だけ色の違う白の枠を載せます。この一枚だけはプレートと言うより枠といった感じです。

放熱性を確保するためには密着させない方が良いと意味でしょう。

ただ、実用的な用途にはもっとしっかりしたケースが良いのは確かですね。

残りを全部重ねてヒートシンクを入れる

次に残りの黒と透明のプレートを重ねてしたからネジを通し上を長ナットで固定します。

プレートを全部重ねてから二つのヒートシンクをピンセットを使い入れましたが、こうした方が後の分解と組立の際にヒートシンクがプレートに干渉することが防げると考えました。

ヒートシンク二つと銅板は両面テープ状の接着物がついているので紙をはがしてCPUとチップに貼り付けるだけです。

ケースの組立が済んだRaspberry_Pi

ケースの完成画像

完成すると画像のようなスタイルのRaspberry_Pi3_Model_Bができあがります。

ケース裏面の様子

裏面はわりと地味な感じです。半田付けされている電子部品の足が当たる場所の黒プレートはくり抜かれています。

なお、上下の透明プレートには保護用のビニールが貼られているのでそれを剥がすとより見栄えが良くなると思います。

基盤好きのRaspberry_Piの楽しみ方

HDMIとmicroUSBポート

側面はHDMIとmicroUSBポートを樹脂板で挟み込むだけのシンプル構造です。

LANと4つのUSB

有線LANポートと4つのUSBポートだけは大きく剥きだしのままになりますがこれもなんとも言えない格好良さです。

microSDスロット

microSDカードのスロットもこの通り開放されています。

電子工作を趣味にしている人や弱電に興味がある人の中には基盤好きの人がいると思いますが、自分の場合もどちらかというとそういった趣向が強いです。

いわゆる基盤フェチ的と言っても良いほどの人にはこの手の開放部の多いケースが好まれるのではないでしょうか。

このケースの場合、組み立てた後に見えるのはヒートシンクにIOポート類と端子部分ですが、こうした金属部分だけの露出だけでも美観みたいなものを感じます。

悪く言えば中途半端な仕上がりですがそれが逆に魅力です。動作していない時間でもコーヒーの時間に観賞用に眺めたり部屋の飾りにできそうな気分です。

ちょっと風変わりな思考ですが、こうした趣味を持つ私もきっと分解系の発展型なのでしょう。

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