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LinuxサーバーのディストリビューションにDebianを選ぶメリット

当サイトで学習用途で構築するデータベースサーバーのOSにDebianを選んだ理由は、OSの動作が軽いことに加え高性能なハードウェアスペックを要求せずMariaDB(RDBMS)を使うための情報が充分にあることでした。

当初はCentOSをメインに記事を書いていましたが、CentOSの開発終了のアナウス後しばらく経っても後継OSについての評判や情報が少なく特定の後継候補を見定めるのが難しかったためDebianへ路線変更した形です。

Debianなら性能が低いハードウェアでも使える

もともと、最新型とは言えなくなってしまった古いPCでも動かすことができるOSがLinuxだと言われますが、これはUbuntuやFedoraといったディストリビューションでは必ずしも当てはまらない特徴でしょう。

GUIを使い操作性の向上のほか、ネット環境の充実や動画鑑賞などまで目的を広げると、ほぼWindowsと同等のハードウェア環境が必要だと考えたほうが現実的です。

そんななか、欲張った拡張性を持たずサーバーOSとしての安定性にも優れたディストリビューションを選びたいとき候補に上がるのがDebianです。

また、Debianも他の多くのLinuxディストリビューションと同じくフリーで配布されているので無料で利用が出来ます。

使えるCPUも広くサポートされている

Debianでは、amd64、i386などパソコン向けのCPUはもちろん、シングルボードコンピュータ向けのARMなどにも利用でき、端末のジャンル的にも幅広く対応できています。

世代的な面から見て古いPC端末から、最新の組み込み系端末まで対応できる面はとても魅力的です。

現在この記事を執筆している時点(2022年1月)で、Debian11をAtomCPUパソコンで動かすことも出来ています。

NECネットブックPC-BL300/TA6にDebian11bullseye32bitをインストール

RaspberryPiOSのベースにもなっているDebian

オペレーティングシステムにDebianを選ぶことになったきっかけの一つに、Raspberry Piの基本OSであるRaspberry Pi OSがDebianをベースに作られていたということです。

Raspberry Piがシングルボードコンピュータとして普及し始めた頃、専用のOSの名称はラズビアンと呼ばれていました。

このラズビアンがのちにRaspberry Pi OSに名称を変更されたのですが、このラズビアンの名称はベースとなったデビアンからをイメージしてつけられたものだと言われています。

現行のRaspberry Pi OSでも元のOSはDebianが使われていて、GUIでのインストール画面もほぼ同じ、コンソールから打つコマンドも、共通して使えるものが多くなっています。

また、Linux初心者に人気の高いUbuntuもDebian GNU/Linuxをベースとして作られたOSであり、操作性において共通する部分があるので別な目的でUbuntuを使ってみたい人にもDebianはお勧めできるOSです。

このように本格的なサーバー運用の知識習得とシングルボードコンピュータを使った学習を並行して効率的に進めることが出来る点もDebianをディストリビューションに使うことの大きなメリットになるでしょう。

MariaDBが使える

データベースサーバーの運用を学ぶにあたって、MySQLより歴史の新しいMariaDBを使ってみたいという方も少なくないでしょう。

こんなときもDebianであれば簡単にMariaDBの導入ができます。

同じLinuxでもレッドハット系のディストリビューションなどでは、MariaDBのインストールにリポジトリの設定が必要であったりと目的のデータベース学習の前に中上級者向けのテクニックを要することにもなります。

以上のように、LinuxサーバーのOSにDebianを選ぶことは、世代的、ジャンル的にも多くのハードウェアをカバーすることができるメリットがあるほか、データベースサーバー(DBMS)の学習にも最適であると言えるでしょう。

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